保活離婚とは？偽装離婚やペーパー離婚まで！壮絶な保活の実態とは？

子どもを保育園に入れるための活動を称して「保活」と呼びますが、
近年保育園に入れない児童、待機児童の増加に伴い保活の手段もエスカレートしています。

本記事では保活離婚なども含めた壮絶な保活の実態についてご紹介します。
　

入園のためのポイント稼ぎ

多くの自治体で保育園の入園手続きに「ポイント制」が取られています。

ほとんどの保護者が「フルタイム共働き」であるという条件は共通である場合が多いため、
一点でも多くポイントが欲しいところです。

特に都市部では待機児童問題が解消されていないことも多く、
入園申し込みに第7希望まで記入しても保育園に入れないという現状があります。

仕方なしに一時保育や、高額なベビーシッターなどでつながなければ就労できないというケースもあり、
ポイントは喉から手が出るほど欲しいものといえるでしょう。

ポイントを上げるために、前もって認可外保育園に預けるなどの手段をとる場合もありますが、
かなりブラックな手段も取られている実態もあるようです。

保活で偽装離婚まで?!

保活離婚とは、保活のためにペーパー離婚をすること。

しかし実態としては同居していることを指します。

ひとり親だと前述した入園のためのポイントが大幅に上昇しますので、そのために離婚届を提出することです。

「実際にやった人を知っている」という声もわずかながら存在しています。

他にも手段は多々…

・夫と別居する

・夫を単身赴任させる

　夫が離れて暮らしているため保育に参画できないことを申し立てることもあります。

・同居の親に引っ越してもらう

・同居の親に病気のふりをさせる

　祖父母が同居の場合、「保育が欠けている」とみなされない場合があります。

　そのため、別居にしたり、病気療養中のため子どもの保育はできないと申し立てる場合があります。

以上、いずれも入園のためのポイントを稼ぐための壮絶な手法になります。

偽装はNG！！

偽装は結婚でも離婚でも違法行為です。

詐欺行為とみなされることもありえますので、もちろんしてはいけないことです。

それに、事実をねじ曲げて、ねじれた家庭生活を送って保育園に入れることが
子どもに悪影響を与えかねません。

保活のまとめ

ここまで、壮絶な保活の実態についてご紹介しました。

保活については、悲惨な情報ばかりがクローズアップされがちですが、
声を上げて活動している人々もたくさんいます。

少しでも状況が改善され、望む人がみんな子どもを保育園に預けられる社会になるといいですね。