中古でカメラを購入する時に気を付けておきたい点とは？

カメラを始めようと考えている人にとって、新品のカメラは
やはり高価なものの1つになりがちですよね。

新品の物を購入して、なかなか使いこなせなかったら―
そう考えると、思うように手が伸びない、という方は少なくありません。

　

　

ですがそんな時こそ、中古でカメラを購入し、まずは試しで
写真撮影をしてみよう、と考える方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、そういった悩みを抱えていらっしゃる方に
ぜひお伝えしておきたい、中古でカメラを購入する上で
気を付けるべき点について、ご紹介していきます！

　

　

中古カメラを購入する際に知るべきこと

　

　

まずは、中古カメラの購入に際して
ぜひ事前に知っておきたいことを2つお伝えしましょう。

　

　

価格の相場が高い

たとえ中古のカメラでも、その金額は決して安いものではない
ということは、覚えておきたいところ！

最新のカメラを新品で購入するには、やはり大きな金額が必要ですが
中古のカメラを購入すれば、新品で購入するよりも安い値段で
気になるものを購入できますよね。

　

　

ですが、これはあくまでも、カメラの本体のみを
購入した場合の話に過ぎません。

カメラを趣味にしようと考える人にとって
実際に必要になる物は、何もこれだけに留まらないもの。

例えば、一眼レフカメラを購入する場合において、カメラ本体を
新品のものより安く購入できたとしても、他に必要な備品を買い揃えると
徐々にそれなりの金額が、必要になってきます。

　

　

故障への対処

カメラを中古で購入する際、最も問題となりやすいのが
故障した場合の対処方法であると言えます。

新品でカメラを購入すれば、故障に対する保証があるため
基本的には必ず修理・修繕が可能です。

　

　

しかし、中古のカメラでは、おおよそそれらの保証が効かないので
個人負担での修理代金が必要になってきます。

中古で安く販売されるカメラは、その多くが「型落ち」であるため
古いカメラであるほど、それだけ故障のリスクも高まるので
この点は、ぜひしっかりと認識しておく必要があります。

型落ちした古いカメラは不便な点が多く、長年カメラを触る人なら
何てことのない事でも、初心者にとっては
操作が分かりにくく感じられることなども、珍しくありません。

　

　

最低限、こうした2つの点に気を付けながら
まずは中古から、カメラ選びをスタートさせてみたいところ！

では次に、これらの注意事項を押さえた上で
ぜひ知っておきたい中古カメラのメリットについても
ご紹介していきましょう！

　

　

中古のカメラを購入するメリット

中古カメラを購入する上で、そこに伴うメリットも
以下大きく3つのポイントに分けて、お伝えしていきます！

　

　

価格

前述の通り、中古のカメラを購入しても
様々な備品を購入しなければならず、ある程度の金額が
必要であることには、変わりありません。

それでも、新品で購入するより、低価格で購入できるのは
中古ならではの魅力であると言えます。

　

　

たとえ新品でも、性能が微妙なものや、自分の手に合わないものを
購入してしまうリスクを考えれば、中古の性能であっても
自分が使いやすいカメラを、安価で購入できる方がベターですよね。

もちろん、タイミングやお店によっては、自分が考えるよりも
より良いカメラさえ、購入できる可能性があるのも
1つの魅力であると言えるのではないでしょうか？

　

　

状態の良さ

中古品とはいえ、比較的きれいな状態のカメラを購入できる
ということが挙げられるのも、中古カメラの魅力の1つ。

カメラをはじめ、電化製品は、新品で購入するとなると
やはりそれ相応に高額となりがちです。

　

　

ゆえに、新品のカメラを購入される方ほど
カメラを丁寧に使う傾向にあるため、中古で売られるカメラも
それに準じて、比較的綺麗なものが多くなります。

また、こうした部分からも分かる通り、カメラは少しでも
傷や損傷があると、その状態が記載されているのも、特徴的なポイント。

購入した後で傷に気が付く、ということが少ないのも
カメラの初心者にとっては、嬉しいポイントであると言えますよね。

　

　

型落ちの性能向上

昨今のカメラ事情で、特にオススメしておきたい部分ですが
本体機種が型落ちしていても、「性能が悪いカメラ」自体は
非常に少なくなっている、ということです。

もちろん、最新のものと比べれば、多少その性能は見劣りしますが
それでも、初心者には十分と言える性能を持っているのは
オススメしたくなる大きな特徴であると言えるのではないでしょうか？

　

　

中古のデジタル一眼レフカメラにおける注意点

　

　

では最後に、中古のカメラの中でも、「デジタル一眼レフカメラ」の
購入を検討しているあなたへ、ぜひ知っておいてもらいたい
「シャッター回数」についての注意点をお伝えしていきましょう！

デジタル一眼レフカメラを中古で購入する上で
ぜひ気を付けたい点は、前述した本体や性能の状態こそ大前提ですが
加えてチェックしておきたいのが、「シャッター回数」。

　

　

デジタル一眼レフカメラには、シャッター回数に寿命があり
その主な上限回数は、約5万～40万回と、機種によって異なります。

シャッター回数の寿命が来てしまった場合は
その部分の交換が必要になりますが、そもそもその回数を
確実に調べる方法としては、大きく分けて2つあります。

　

　

メーカーのサービスセンターで確認する

最も最短且つ確実にできる確認方法は
やはりメーカーへの持ち込みであると言えます。

場合によっては、メンテナンスも同時に行えるので
近くにメーカーのサービスセンターがある、という方であれば
まずはそこで、確認してもらいましょう。

　

　

自分で調べる

デジタルカメラには、撮った写真に様々な情報が記録されるので
特殊なアプリケーションを使えば、そこからシャッター回数も割り出せます。

もちろん、メーカーへの持ち込みに比べると
多少の手間はかかりますが、こうしたアプリさえ入手できれば
自力でシャッター回数を調べることは可能であると言えます。

　

　

このように、中古のデジタル一眼レフカメラに関しては
その注意点が若干増えてしまう、という事実を覚えておきたいところ！

近くにサービスセンターがあれば、まずはそこで調べ
ない場合は、これらの方法から自分で調べつつ、必要に応じて
別のカメラの検討も、視野に入れてみてはいかがでしょうか？

　

　

中古カメラの購入に際する注意点のまとめ

今回は、中古でカメラを購入する際に、ぜひ気を付けておきたい
いくつかのポイントを中心に、ご紹介してきました。

　

　

カメラという趣味を、より楽しく夢中になれるものにするためにも
中古ならではのカメラの特徴は、ぜひ押さえておきたいところ！

これからカメラを始めるあなたはもちろん、そうでないあなたも
ぜひしっかりと、これらの点を抑えておきましょう。