日持ちする料理の魅力～作り置きができる料理の種類とは？～

料理を作ると、基本的にはその日のうちに食べてしまうのが理想ですが
たくさん作ってしまった場合は、やはり保存しなければなりません。

特に、一人暮らしという場面では、1度の料理であえて多めに作り
数日に分けて、少しずつ食べる、という方も多いですよね。

　

　

では、こうしたシチュエーションにおいて
そもそもどのような手料理が、どの程度日持ちするものであるのか―
その基本的な部分を知らない方は、決して少なくありません！

そこで今回は、作り置きできる料理と日持ちさせる手順について
その詳細をご紹介していくので、ぜひあなたも、最後までチェックし
今後の手料理に向けた、1つのヒントにしてみてくださいね。

　

　

手作り料理の基本的な「日持ち」について

　

　

では、家で作った料理は、そもそもどの程度
日持ちするのか、気になる部分を紐解いていきましょう！

　

　

作った料理や使用した具材、あるいは保存環境によっても
日持ちする期間は、それぞれに異なります。

生野菜を使用したサラダなどの料理は、基本的にその期間は
1日以内・その日のうちに消費しておきたいところ。

たとえ冷蔵庫で保存したとしても、野菜に含まれている
ビタミンなどの栄養素がほとんど減少してしまうため
生野菜を使用した料理は、その日のうちに食べ切りましょう。

　

　

お好み焼きなど、卵を使用した料理に関しては
冷蔵保存で基本的に1日、冷凍保存であれば長期間
それぞれに保存できると言えます。

味噌汁などの汁ものについては、中に入れる具材によって
日持ちする期間が異なります。

野菜などを中心に使用した汁ものであれば、基本的には1日程度
豚肉など、傷みにくい具材を使用する場合は
2日程度で、それぞれに日持ちすると言えます。

　

　

とはいえ、汁ものは基本的に、冷凍保存できないので
原則としては、作りすぎないように、気を付けたいところ！

このように、家で作った料理は、そのほとんどが
1日から2日程度しか日持ちしないものであることが
よくわかりましたよね。

　

　

作り置きできる料理のパターンとは？

家で作った料理は、そのほとんどがあまり日持ちしない
という事実を踏まえつつも、ではどのような料理であれば
少しでも日持ちするのでしょうか？

　

　

日常的に作れること、日持ちすること―
それらを両立させた料理としては、「常備菜」が挙げられます。

常備菜とは、普段から作り置きしておける「おかず」のことであり
比較的、まとめて作りやすく、長期間保存もしやすい料理として
便利な食べ物の1つであると言えます！

　

　

そんな常備菜でも、やはり使用する食材によって
ある程度保存できる期間こそ異なりますが、その多くは
一般的に1週間から2週間程度になっています。

また、煮物も普通の料理より、日持ちしやすいものが多く
煮物の中でも、とりわけ、ひじきの煮物が
最も日持ちしやすい基本的なメニューになります。

　

　

これらのラインナップはもちろん、この他にも、比較的作りやすく
冷凍保存も可能な常備菜は、豊富に展開されています。

オススメの作り置きや常備菜を探しながら、ぜひあなたも
気になる料理に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか？

　

　

手料理を日持ちさせる方法

　

　

では次に、そんな手料理をなるべく日持ちさせるために
ぜひ押さえておきたい方法について、以下4つのポイントを
ご紹介していきましょう！

　

　

保存容器を清潔にしておく

まず、料理を長持ちさせる基本的な部分でもあるのが
料理を入れる容器そのものを、きれいに洗浄しておくこと。

容器や器が、少しでも汚れていたり、水分が残った状態であると
そこから菌が繁殖し、料理が傷んでしまう原因になりかねません。

　

　

密閉できる容器を選ぶ

保存容器の清潔さはもちろんですが、併せてチェックしておきたいのが
料理を入れる容器が、きちんと密閉できるものであるかどうか。

手料理を密閉できれば、外気や雑菌を遮断できるため
長期間に渡って、料理を保存できるようになります。

　

　

しっかりと粗熱を取る

一般的な料理やおかずのみならず、手作りの食品を長持ちさせる上で
原則として実践しておきたいのが、粗熱を取ること。

料理を容器に入れる前段階で、しっかりと粗熱を取りつつ
なるべく早く冷蔵庫に入れることで、料理の保存期間を延ばせます。

　

　

取り分けは素早く行う

冷蔵保存中の容器から、少しだけ料理を取り出す場合は、素早く取り分け
残りは即座に冷蔵庫に戻すことも、重要なポイントであると言えます。

少しでも常温に晒す時間が長引くと、それだけで
料理の鮮度は落ちてしまうので、料理を冷蔵・冷凍保存する場合は
あらかじめ、料理を1回分ずつに分けておくと便利です。

　

　

食材の基本的な保存方法

では最後に、料理する前の食材を、どのように保存すれば
根本的な「鮮度」を保でるのか、ご紹介していきましょう！

　

　

野菜については、基本的に冷蔵庫の野菜室で保存するのが
最低限の手順になります。

中にはそのまま冷蔵庫に入れる方もいらっしゃいますが
野菜室で保存する方が、その鮮度は保ちやすいので
ぜひ検討してみてくださいね。

　

　

また、食材の中には、サツマイモや玉ねぎといった
イモ類や根菜類など、冷蔵・冷凍庫での保存自体が
そもそも向かないものもあります。

そのような食材は、なるべく風通しが良く
日の当たらない場所で保存するよう心がけておきましょう。

　

　

下処理をした段階で、冷凍保存する場合でも
ラップやジップロックに分けておくことで、他の食材に
臭い移りしにくくなるので、オススメであると言えます。

効率的に料理を進められるよう、ぜひあなたも、食材に合った
基本的な保存方法を確認してみてはいかがでしょうか？

　

　

日持ちする手料理に関するまとめ

今回は、作り置きできる料理と、それらを長期保存・日持ちさせるための
基本的な方法について、ご紹介してきました！

　

　

基本的に、家で作った料理は、その多くが
1日～2日程度しか保存できないものであり、作った料理は
なるべく早く食べることが重要なポイントです。

そもそも日持ちする食べ物については、さらに長期間保存が
可能なものもあるので、長期間保存したい場合は
まずご紹介したこれらの料理を、作ってみてはかがでしょうか？