憧れのヨーロッパ旅行~1人旅でスイスからイタリアへ~
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私と友人は大学時代、周遊券だけを持って
21日間のヨーロッパ7ヵ国の旅をし
オーストリアやドイツなど、あらゆる国へ足を運びました。
こちらの記事では、スイスのユングフラウヨッホという
山でのこと、そしてイタリアでの出来事をお話します。
道中で友人との仲違いから、何度か1人旅となりますが
色々な国での人々との触れ合いや片言英語が通じたことによる
少しの自信を糧に、スイスとイタリアの地を巡りました。
その時の事を、順番にお伝えしていくので
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
スイスの山でスーツケースを持った客
ヨーロッパの印象として、スイスの山並みを
連想した私たちは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の
世界を思い出さずにはいられませんでした。
青々とした山脈と、緑の草原をイメージしていましたが
実際に私たちが旅したのは、春休みの3月で、まだ積雪の状態でした。
有名な山・ユングフラウヨッホに向かう、登山電車の車中は
スキー客で溢れていました。
そんな中で、私たちは一観光客、スーツケースで乗り込んだので
周りの人達は奇異の目で見ていました。
視線は気になったものの、格安シーズンのツアーゆえ
仕方がないという気持ちでした。
辿り着いた先は、グリンデルワールドという所で
ベストシーズンには、草原が広がり、遠くに雪を被った
青々とした山脈が見える、絶景の場所でした。
しかし、現実はスキーに来る人だらけだったこともあり
私たちは、早々に電車へ乗り戻りました。
憧れの場所に辿り着いた、という事実だけで満足できたのは
まさに、学生時代ならではの状況だったと言えます。
スイスでの1人旅の始まり
初日にも仲違いし、それを乗り越え、共に旅を続けた私たちですが
見解の相違から、ついにそれぞれで、1人旅を始めようと決意。
特に寂しさは感じなかったものの、この先、無事に旅を続けられるのか
という漠然とした不安はありました。
そうした不安を抱えながらも、私はスイスを後にして
イタリアへ向かう車中、1人の新聞記者に出会います。
彼は、私が外国からの観光客であると知るや否や
ノンアルコールビールをプレゼントしてくれたのです。
2021年現在でこそ、一般的に認知されていますが
当時はまだ、世に出始めた特殊なビールだったので
お世辞にも美味しいものではありませんでした。
しかし、やはりヨーロッパ、日本よりも早くから
文化の流行が進んでいるのだと感じた瞬間でした。
イタリアに向かう車中は恐怖の連続
イタリアに向かう電車では、当然のように
イタリア人が沢山乗車していました。
夜行電車だったこともあり、私はそのまま
自分の席で夜を明かしました。
夢うつつの中、顔を覗き込んだり、荷物に触れる人もいて
体感的には相応に怖かった記憶があります。
加えて、イタリア語での会話スピードがとにかく早口で
感覚的にうるさかったのも、印象的な経験でした。
翌朝、車内アナウンスで目を覚ますと、驚くべきことに
乗客が揃って前方の列車に移動しているのです。
車内の雰囲気から、前方の車両が切り離され
ベニスへ向かう列車になることを、ようやく理解しました。
その後、地中海へ向けて漕ぎ出す、優雅なゴンドラが見え
無事、ベニスに到着できました。
再びの追いかけっこ事件に遭遇
イタリアは、革製品が有名であり
ウィンドウには、靴や財布などが陳列していました。
何気なくお店を見て歩いていると、後ろから肩を叩かれたので
振り返ると、そこで素朴な様相をした少女が
いわゆる物乞いをしてきました。
同情心こそ生まれたものの、自身も1人の学生であり
下手に相手ができず、そこを離れ、町の方へ移動しました。
ところが、その少女が仲間と思わしき複数名を連れ
追いかけて来たのです。
仲間を増やす少女の姿に、恐怖心を煽がれましたが
この場もどうにか、振り切ることができました。
イタリア観光はヤドカリ観光
イタリアでの観光は、危険が多いとの説明もあり
元より警戒していましたが、事実、珍事に巡り会ったのです。
その反省から、ローマでは、観光バスツアーに2回だけ乗り
それだけで済ませる選択をしました。
観光地に到着後、日本のツアー客の一団に紛れる
いわゆるヤドカリ観光になったのです。
結果的に1人旅になったその当時の私にとって
本場のイタリアを楽しむよりも、一旦
日本人と共に移動する方が安全だと判断しました。
あらゆるリスクこそ転がっていた中ですが
イタリアでの旅によって、そうした学びを得られたのは
非常に有意義な経験であったと言えます。
イタリア最後の訪問地ピサ
イタリアでの旅の最後、時間も減りゆく中訪れたのは
イタリアの代名詞としても有名な、ピサの斜塔でした。
列車の時間の都合上、そこを見て帰るまでに
1時間程しか確保できそうにありませんでした。
急いでその場所に到着するも、しっかりと立ち寄る時間はなく
塔を背景に記念写真を1枚撮るのが精一杯でした。
その後、無事1時間以内に駅へ戻れましたが
列車はなんと、そこから1時間遅れでやって来たのです。
地元の人によると、イタリアでは列車の遅延が日常で
1時間前後の遅れは当たり前とのことでした。
呆気にとられるのと同時に、日本での時間に対する正確さが
誇らしくも思えた瞬間であったと言えます。
スイスとイタリアの1人旅に関するまとめ
喧嘩別れから始まった1人旅でしたが
スイスとイタリアを通して、何とかできるものである
ということを学びました。
イタリアは英語圏では無い上に、犯罪も多く
現実的な不安は絶えませんが、その分親切な人も多く
道の案内など助けてもらった場面が多いのも事実です。
こうした人とのコミュニケーションが
旅の1つの醍醐味であり、自分が何とか生き抜けることに
自信を持てるきっかけになるということ。
筆者の個人的な見解としては、スイスとイタリアでの
旅の時間を通して、人生でに大切な要素を吸収できた
タイミングになりました。
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