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憧れのヨーロッパ旅行~映画に満ち溢れたザルツブルクの話~

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筆者が所属していた大学の合唱部では
ミュージカルに使用する音楽も、同時に手がけていました。

そこでは、「サウンド・オブ・ミュージック」にも
チャレンジしたことがあり、思い入れが強い作品となりました。

 

 

この記事では、そんな「サウンド・オブ・ミュージック」に
関連した街を含むオーストリアで、筆者自身が友人と共に旅行した
格安ツアーでの話をしていきます。

ヨーロッパ旅の中でも、特に楽しみにしていた場所の1つは
その映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地となった
オーストリアのザルツブルクという町です。

 

 

ホテルで申し込むと、このロケ地巡りツアーに参加できる
ということで、出発の朝からワクワクが止まりませんでした。

ツアーの始まりを迎え、ザルツブルクでの出来事
町の紹介を行っているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

ジープの中で音楽をかけながら

憧れのヨーロッパ旅行~映画に満ち溢れたザルツブルクの話~

 

 

予約したホテルの前で、私たちを待っていたのは
5人乗りの小さなジープでした。

ジープの中では、「サウンド・オブ・ミュージック」の音楽を
大きめの音量でかけ、映画の雰囲気を味わいながら
実際のロケ地へ向かいました。

 

 

最初に訪れたのは、作中で、マリアと子ども達が
「ドレミの歌」を歌った場所である、「ミラベル庭園」。

童心に帰り、口ずさみたくなる気持ちを抱きながら
次に、マリアとトラップ大佐が結婚式をあげた
モント湖畔の教会へ行きました。

 

 

そのまま、家族がスイスへ逃れたシーンの
ノンベルク修道院」を見学した後、作品の中で
最も印象に残っていた場所へ向かいました。

私自身、1番行ってみたいと望んでいたそこは
映画の中で、長女が郵便配達人と恋に落ちたテラス。

作中では、ガラス張りのパヴィリオンのテラス
2人が歌や対話を繰り広げ、見事な展開をしていました。

 

 

実際のテラスは、映画での印象程ほど大きくなく
若干拍子抜けしたものの、全面ガラスの美しい建物に
確かな感動を覚えました。

画面と現実とのギャップを実感しつつも
主人公の家・「フローングルク宮殿」やミラベル庭園など
有意義なひと時を過ごしました。

 

 

そうして様々に巡ったものの、各所で撮った写真の数々を
後日見返していたせいか、実際印象に残ったのは
教会とテラスの2ヶ所でした。

それほどに、当時の旅の際中は、気分よく映画の雰囲気に浸り
ロケ地を巡って歩いていたということです。

 

 

お城のある町ザルツブルク

オーストリア・ザルツブルグの中でも
特に有名な場所は、ホーエンザルツブルク城でした。

斜面に沿って、短い列車で登るケーブルカー
お城のある場所まで行きました。

 

 

城壁には、古く昔、大砲や銃で敵を撃つために開けられた
いくつかの穴が跡となっていました。

現代の観光に活かされただけではない
厳しい歴史があったことを、強く感じました。

 

 

ザルツブルクのシンボルであるそのお城は
訪れてみたいお城ランキングにランクインする人気の場所

あなたもザルツブルクへ訪れる際には
ぜひ、ホーエンザルツブルク城を検討してみてくださいね。

 

 

映画やお城だけではない

憧れのヨーロッパ旅行~映画に満ち溢れたザルツブルクの話~

 

 

ザルツブルクは、映画のみならず、有名な音楽家・モーツアルトの出身地
でもあるので、音楽の都としても、世界屈指の場所になります。

また、アルプスの山々や、ザルツァッハ川など
自然の美しさが見どころになっているのも、魅力的なポイント。

中世から残る町並みは、世界文化遺産にも登録されている
風情漂う街並みです。

 

 

また、ザルツブルクでは、1年中、音楽コンサート
催されていているのも、押さえておきたい見どころの1つ。

夏場に開催される「ザルツブルク音楽祭」は
世界的にも有名なイベントなので
こちらもぜひ、チェックしておきたいものですね。

 

 

ザルツブルクのまとめ

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で
トラップ大佐が、弾き語りする「エーデルワイス」は
国を代表する花の名前でもあります。

筆者は、お土産屋さんで、エーデルワイスの
押し花のしおりを購入しましたが、今尚そのしおりを見ると
映画やツアー、そしてザルツブルクでの思い出が蘇ります。

この映画や歌は、現代の小学4年生の音楽の授業でも取り上げられ。
ぺギー葉山氏の訳詩を通して、多くの日本人が知る歌となりました。

 

 

ペギーさんは当初、ドレミ音階を食べ物で表わそう
としたものの、ファを見つけられなかったとのこと。

この訳詩は、舞台に感銘を受けたペギー氏が作成しましたが
元がヨーロッパなので、ドーナツというアメリカ的な表現が
ネックとなり、長らく採用されませんでした。

後に採用され、女優・ジュリーアンドリュースは
来日の折に、この訳詞で歌唱したことも有名で
みんなのうた」の放送後、楽譜を要望する声もありました。

 

 

オーストリアでの、旅のひと時が終えた私たちは、後に
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の冒頭
雄大な山々と大草原を回想しながら、スイスの山を目指しました。

季節は雪だらけの春先のシーズンでしたが
旅の最中の仲違いから、スイス旅の途中
私たちは別行動になります。

喧嘩したとはいえ、異国の地でたった1人の旅
改めて考えても、よく決心できたと、後に苦笑いもしました。

 

 

スイスのグリンデルワールドや、イタリア・ピサの斜塔など
名所を巡るのみならず、あらゆるトラブルにも巻き込まれますが
意外にも、人生はなんとかしていけるもの。

ザルツブルクでの旅を通して、憧れと現実を体感できたのは
非常に大きな体験であったと言えます。

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