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心筋炎とはどんな病気?心筋炎の原因と対策、治療法は?

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心筋炎という病名はご存じでしょうか?

突然死したアイドルが、結果的には原因不明とされていますが、
原因は心筋炎だったと、一部で放送されたことで初めて病名を知った方も多かったようです。

 

 

子育て中のお母さんには気になる病名、心筋炎

心筋炎とはどんな病気なのでしょうか?

 

 

心筋炎とは?

心筋炎とはどんな病気?心筋炎の原因と対策、治療法は?

 

 

心筋炎とは、心臓におきる病気のひとつで、心臓の筋肉が炎症をおこす病気です。

心筋とは、心臓の筋肉のことで、筋肉の収縮によって心臓を動かし、
体内血液循環させるポンプのような役割をしています。

 

 

その心筋が炎症をおこすことで、ポンプとしての役割が低下して、
心筋炎といわれる病気が発症します。

 

 

心臓のポンプの働きが低下することによって、心不全を発症したり、
ときに危険な不整脈を併発することもあります。

心筋炎には、急性心筋炎、劇症型心筋炎、慢性心筋炎、拡張型心筋炎などがあります。

心筋炎の症状は?

心筋炎とはどんな病気?心筋炎の原因と対策、治療法は?

 

 

心筋炎の主な症状は、発熱、頭痛、咽頭痛、筋肉痛などの風邪の症状に似ていたり、
下痢、吐き気、腹痛など胃腸炎の症状に似ているため、
初期の段階で心筋炎と診断されるのはなかなか難しいようです

初期の風邪や胃腸炎に似た症状のあと、数時間から数日心症状がでます。

 

 

体の疲れやすさだるさ食欲不振動悸胸の痛み息苦しさを感じたり、
症状がひどくなると、意識が遠のくような失神などがみられる場合がありますが。

 

 

ときには、自覚症状がないまま急速に病気が悪化し、
血圧低下、意識障害、ショック症状などを発症する場合もあります。

これらの症状のひとつでもあれば、すぐに診察を受けたほうがいいです。

 

 

心筋炎の原因は?

心筋炎とはどんな病気?心筋炎の原因と対策、治療法は?

 

 

心筋炎のほとんどがウイルス感染によるものと考えられています。

コクサッキーウイルスエコーウイルス、アデノウイルス、インフルエンザウイルスなど。

 

 

コクサッキーウイルスは、小児のヘルパンギーナを起こしたり、
アデノウイルスは、咽頭結膜炎(プール熱)肺炎、人間の扁桃の細胞に寄生しやすいウイルスで、
インフルエンザウイルス、など、どのウイルスも風邪の症状に関連しています。

 

 

中には、他の病気で服用していた薬剤によるもの、
原因不明で特定できないものもあります。

心筋炎の対策は?

心筋炎で大切なのは、早期発見です。

発熱、下痢などの症状がみられた場合、すぐに病院で受診しましょう。

 

 

発熱、頭痛、咽頭痛などの症状で病院で診察を受け、
風邪と診断されて風邪薬が処方される場合もありますが、
次の段階、動悸、息苦しさ、体の疲れやすさなどの症状が現れた場合、すぐに再診を受けましょう。

 

 

場合によっては、入院設備のある大きい病院へ、
あるいは大きい病院へと提携している診療所などの受診をおすすめします。

 

 

心筋炎の治療方法は?

心筋炎とはどんな病気?心筋炎の原因と対策、治療法は?

 

 

胸部レントゲン、心電図、心エコー図、心臓MRI、血液検査などでの検査の結果、
心筋炎と診断された場合、入院となります。

 

 

心筋炎は心臓の体内に血流を送るポンプとしての役割が炎症をおこして低下しているため、
その役割を取り戻すために、入院して安静を保ち、
血圧、脈拍、血液中の酸素の飽和度、尿量などを測り
心電図モニター管理などの治療を受けることになります。

 

 

心筋炎の中でも、劇症型心筋炎の場合、
生命の危機におちいることがあるために重症と診断された場合、
首や足の付け根の静脈からカテーテルという管を挿入する治療を受ける場合もあります。

 

 

心筋炎のまとめ

心筋炎の原因となるウイルスは風邪のウイルスように、鼻やのどから体内に侵入する場合が多いので、
日常的な手洗い、うがいは必ず習慣づけて行なうようにすることが基本です。

手洗い、うがいで、ある程度は予防できます。

 

 

そして、一般的な風邪胃腸炎のような、頭痛、咽頭痛、発熱、下痢、吐き気、腹痛
などの症状がでたらすぐにかかりつけの病院で受診して、それでも治らず、
胸の痛み、動悸、むくみ、息苦しさなどの症状がでてきたら、すぐに再診しましょう。

 

 

心筋炎は風邪や胃腸炎に似た症状のため、病名を決断するまで時間がかかる場合もあるようです。

かかりつけの病院で、症状が改善されなかった場合
セカンドオピリオンで設備の整った大きい病院へ転院されることをおすすめします。

心筋炎は、早期発見早期治療が最も重要です。

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