幼児教育の現場~早期教育・プリント・体育的訓練・面接~
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こちらの記事では、幼児教育の現場にまつわる話を
筆者自身の体験談を交えつつ、ご紹介していきます。
私はかつて、学習塾の仕事に携わり、幼児教育の役割を
担っていた時代がありました。
幼児教育と言っても、大学附属の小学校に進学するための
いわゆる「お受験」を目指す幼児を対象に、教えていました。
その時の、主な取り組みや大切なポイントなどを中心に
順を追ってお伝えしていきましょう。
幼児向けの早期教育における重要性
スポーツや芸能の早期教育の重要性は、一般的にも知られていますが
勉学においても、その部分は当てはまります。
かくいう筆者自身もまた、幼稚園時代に九九の暗唱を達成し
数学を得意とする結果に至った経験がありますが
「鉄は熱いうちに打て」という言葉は、幼児教育にも該当します。
脳が未発達の分、そこから形成されるものがほとんどなので
一定の癖や固定概念が生じる前に、自然に能力を引き出すこと自体
大人にとっても、そこに費やす労力が少なく済むのです。
将来的な大学進学を希望し、系列の小学校を受験する
という選択自体も、一昔前よりは落ち着いているとは言え
まだその傾向は根強く残っているのではないでしょうか?
世の保護者の多くは、そのために、大金を叩いて
幼い頃から、子どもを進学塾や習い事へ通わせることで
より多くの教育を受けさせようと試みます。
プリント学習や体育的訓練の実態
筆者がいた塾では、展開していた授業の1つに
A3のプリントを十枚程度綴ったテキストを使用していました。
内容としては、図形や文字、そして生活体験といった
知能テストに近いものがメインでしたが、それぞれに場数を踏み
受験のシステムに慣れてもらうことを第一に進めていたのです。
20人程度の教室で、一同に指定のページを開き
一斉スタートで学習に取り組みます。
制限時間を設け、指導者が巡回しながら答え合わせを行い
不正解は後に修正する、という流れを繰り返すものでした。
プリント課題に取り組むスピードは
意外にも、年齢が低いほど速いので、遅れたり飽きないよう
指導者側もまた、ハイテンポで評価を繰り返します。
日々の授業で、この繰り返しを行い
問題体験を積み上げては、実力アップを図るというもの。
これらが、幼児教育における
いわゆる「プリント学習」の1つの在り方になっています。
もう1つは、基本的な身体能力と健康状態を判断される
体力調査対策の授業です。
遠方にある学校への進学の場合、否が応でも避けられない
物理的な課題とも言える、体力面の管理能力も、お受験ならではの要素。
また、子どもの教育上、学力・体力が共に重要であることは
全国規模での公的調査からも明白な事実です。
本来、子どもの運動神経や体力向上においては
外での遊びや適度な散歩など、日常生活で十分に賄えるもの。
ですが、この部分でも、お受験となると
一味も二味も、内容が異なります。
まず、そうした基礎体力をつける訓練の前に
学校、体育の授業を意識した、「規律」の学びから始るのです。
最も簡単な規律は、1列に並ぶことで
床に貼られたテープを踏むよう、指示を促します。
すると、無作為に動いていた子どもたちは
当然のことながら、正しく整列できるのです。
大人にとっては、まさに灯台下暗し同然とも言える面白い方法が
子どもたちの理解につながる教育方法にもなり得るのだと
筆者自身、先輩職員の姿から学んだ瞬間でした。
そこから、「手を挙げる」スタートの合図を示しながら
順に、跳び箱やマット運動と、基本的な運動に展開させます。
幼児教育という段階では、特殊な運動が受験に出ることなど
ほとんど無く、判断材料となる基本は、そうした器械運動です。
ですが、この体育的な要素を含む授業時間ほど
子ども達もストレスが少なく楽しんで学べるので
意欲的な子も非常に多い場面であったと言えます。
そうした子どもたちの姿は、大人である教職員にとっても
普段より開放感があって、面白く一緒に取り組める
教育の場であったということが分かります。
お受験のためにすべき必要なこと
ここまでは、小学校受験のために必要な
プリント学習と運動能力について、お話してきました。
ですが、その上で、さらに必要な「生活体験」を含めた
面接の力が問われるのも、お受験特有の必須項目!
小学校の面接は、一般的に親子で一緒に行うことが多く
子どものみならず、保護者側の練習も、ある程度必要になります。
面接では様々な質問が問われるものの
子どもであれば尚更、その質問内容を実際に体験していなければ
答え難い部分が非常に際立つのです。
自然体験をはじめ、農作業体験や旅行体験
習い事や特技に至るまで、質問は多岐に渡る前提で考え
その場に応じた、適切な体験の解答が求められます。
日頃、親が子どもにどう関わり、どんな価値観で育てているか
そうした基本的な人格形成の背景が明らかになるのが
小学校のお受験における面接の特徴。
ですから、単純にその裏を返せば、面接はもはや
コミュニケーションの場に過ぎないということ。
親も子どもも、楽しみながらしっかりと
色々な体験をすることが、実に大切なファクターになります。
また、それぞれの経験による深浅ほど
親も含め、はっきりと言葉に表れてくるもの。
わずか数年間、親に育てられ、形成された
その子ども1人ひとりの人間性・価値観を、面接官は読み取ります。
だからこそ、親もまた、無防備な状態では
面接に臨めないということです。
まずは質問を予測し、子どもの可能性を伸ばそうとする
素直な姿勢で挑むことが、大前提になります。
その上で、子どもに対してどこまでも理解のある保護者を目指し
自らが子どもと共に生涯学習する、その気概を示す必要があるということ。
その意志や姿勢を明確に持ち、保護者自身がパイオニアとなって
お受験への対策を実践せざるを得ないのです。
幼児教育の現場に関するまとめ
筆者の場合、図らずも、幼児教育の現場を
数年ほど体験させて頂く機会に恵まれましたが
そこは、国立大学付属の小学校を目指す学習指導の場でした。
親の教育に対する熱の入れ方もさることながら
そんな親の期待に応えよう、自分の殻を破ろうとする
健気な子ども達の姿を垣間見れたのは、かけがえのない経験です。
親子のどちらかが、嫌々受験に挑む姿など見受けられず
目的・目標を共有しながら、互いに楽しく取り組む様子が
非常に強く印象に残っているのです。
こうした親子での取り組みほど、楽しい面白いと思えない限り
実らないものなのだと、改めて実感した場でもありました。
出来ないことに対して悲観的になり
受験1つの成功だけが人生の重大目標になると
大人でさえ、そのプレッシャーとストレスに圧し潰されます。
ゆとりを持ちながら、あくまでものびのびと取り組むことで
子どもらしい、清々しい学習姿勢が現れるもの!
1年間で何白人もの人と会う面接官には
ギスギスした親子関係はもちろん、怯えている子どもの様子など
大方お見通しです。
普段の家庭の様子こそが、小学校受験においては
そのまま大切な判定材料になるという現実を覚えておきたいところです。
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