葵祭の2018年の日程・時間は?見どころも紹介!
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「葵祭」というお祭りがあります。
このお祭りは毎年5月に京都市で行われるもので、
7月の「祇園祭」、10月の「時代祭」と合わせて「京都三大祭」と呼ばれるうちのひとつです。
葵祭のコンセプトといえば「平安貴族のお祭り」という感じでしょうか。
その歴史も古く、長い間国家行事とされていたほど格式高いお祭りでもあります。
そんな京都の代表的行事のひとつと言っても差し支えない葵祭について、
その起源や歴史・見どころなどまとめてみましたので、紹介いたします。
葵祭の歴史
葵祭の起源は今から約1400年前、風雨がひどく作物が実らなかったため、
神々の祟りを鎮めようと馬に鈴をかけ、
人は猪頭を被って駆けくらべをするという祭礼を行ったこととされています。
結果風雨は静まり、作物は豊かに実って国民も安泰となったそうです。
その後平安時代になると重要な国家的な行事ともなり、
「源氏物語」にも葵祭の斎王列を見物しようとする場面が登場するほどです。
しかしそれほど重要行事であった葵祭も、室町時代の頃になると衰退の兆しを見せるようになり、
1467年の応仁の乱が起こって以降は、約200年もの間完全に途絶えてしまったのです。
時は流れ1694年になり、徳川5代将軍の綱吉の頃に上賀茂・下鴨両神社の強い意向により、
幕府の協力も仰ぎながら葵祭は復活します。
再興後明治時代のはじめにまた一度は中断するものの、
1884年には明治天皇の旧儀復興の仰せによってまたも復活します!
そしてこの頃に葵祭を行う日も4月中から5月15日と改められます。
昭和時代に入ると戦時中は行列が中止されたりしましたが、戦後は行列の復活に加えて女人列も復興され、
かつてのように華やかな行列が京都市内を渡り歩くようになります。
このように途中何度かの中断はあったものの、葵祭自体のコンセプトは大きく失われることなく、
現在も執り行われています。
葵祭の2018年の日程・時間は?
葵祭は一日だけのお祭りです。
メインである「路頭の儀」「社頭の儀」は毎年5月15日に行われることとなっており、
2018年も5月15日の火曜日に実施されます。
ただし雨天の場合は当日の朝判断し、翌16日に順延となります。
両日とも雨天となってしまうと、残念ながらその場合は中止となります。
5月15日に先立って、様々な前儀も行われます。
代表的なものを紹介いたします。
5月1日の13時より、「賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)」が行われます。
場所は上賀茂神社です。
これは5日の賀茂競馬に先立つもので、出走する馬の優劣を判断し走る組み合わせを決めるための儀式です。
5月3日の14時からは、下鴨神社にて「流鏑馬神事(やぶさめしんじ)」が行われます。
神事などの後に、500メートルの馬場にある3つの的をめがけて、走る馬の上から矢を放って的を射抜きます。
これは有名なのでご存じの方も多いかもしれませんね。
5月5日の14時からは、上賀茂神社にて「賀茂競馬(かもくらべうま)」が行われます。
約400メートルの芝生の馬場を、計6組12頭が順番に出走して勝敗を競います。
5月12日の9時からは下鴨神社にて「御蔭祭(みかげまつり)」が行われます。
御蔭神社(下鴨神社の摂社)にて、神霊を本社へ迎え入れるために行われる前儀です。
ここからはメインとも言える催しとなりますが、
5月15日の10時30分からはいよいよ「路頭の儀」と「社頭の儀」が行われます。
路頭の儀とは簡単に言うと、平安時代の衣装を着た人たちが牛車を引き連れて
京都御所→下鴨神社→上賀茂神社までの道のりを行列で巡行することです。
スケジュールとしては10時30分に京都御所を出発し、11時40分頃下鴨神社に到着します。
そして12時から天皇の勅使が祭文を奏上する社頭の儀を行い、
その後14時20分頃再び路頭の儀のため下鴨神社を出発。
上賀茂神社に到着すると再び社頭の儀を行うという流れとなっています。
前儀が行われる場所が一箇所のみではなく、また開催日もそれぞれ異なるので事前に細かくチェックが必要ですね!
葵祭の2018年の見どころは?
前儀において人気があり、かつ有名なのは流鏑馬神事でしょう!
下鴨神社の「糺の森(ただすのもり)」にて行われ、
公家の武家装束の射手が走る馬の上から的をめがけて矢を放つ姿は迫力があります。
射手の「インヨー!」の掛け声もしっかり聞いておきましょう!
これも前儀ですが、上賀茂神社の賀茂競馬も人気があります。
2の馬が左右に分かれ1馬身ほど差をつけて走り出し、その差が広がるか否かで勝敗が決まる単純な競争なのですが、
目の前で見ることができるのでやはり迫力十分です!
5月15日の葵祭において見逃せないのは、やはり路頭の儀です。
行列は大きく分けて、勅使代を中心とした男性たちによる列の「本列」と、
「斎王代」を中心とする女性たちの列「女人列」によって構成されています。
本列は検非違使や山城使・馬寮使・牛車・勅使・風流傘などといった、
主に平安時代のお役人の衣装をまとった男性たちが歩きます。
本物の馬に乗っていたりあるいは引き連れていたりと、皆さん格好いいです!
女人列にはこの葵祭のヒロインとも言うべき存在である「斎王代」が登場します。
斎王とは、神社に巫女として仕えるために皇室から差し出された女性のことを指すのですが、
葵祭の女人列に参列するのはその代理の女性ということで「斎王代」というのです。
斎王代には京都在住の若い女性が推薦などで選ばれるそうで、十二単を着て化粧をし、
お付きの男性たちが担ぐ腰輿(およよ)に乗って登場します。
その姿は華麗で美しく、まさしくヒロインかつプリンセスといった感じです。
斎王代が中心となって、
女人列は命婦・騎女・蔵人所陪従などの平安女性たちが華やかに列をなします。
見物は大混雑に巻き込まれる覚悟でするべきですが、
ゆっくり見られる有料観覧席も前売りで販売されています。
京都御所と下鴨神社参道の指定席が、一隻2,050円で4月初旬より販売されるので、
希望する方は時期がきたらチェックしてみましょう!
葵祭の交通アクセス
流鏑馬神事の行われる下鴨神社。
賀茂競馬の行われる上賀茂神社。
路頭の儀の出発地点である京都御所。
葵祭の2018年の日程・時間は?見どころも紹介のまとめ
今回は葵祭について紹介させていただきました。
葵祭は盛り上がる系の賑やかなお祭りというよりは、つい見入ってしまうような、
どちらかというとロマン溢れる感じのお祭りですね。
歴史も古く由緒があり、厳かでいかにも京都らしいお祭りです。
かつて国家行事であった葵祭が、2018年となった現在でも
形を変えずに行われているという事実を知った上で見学に行くと、また違う感動があるのではないかと思います。
気候的にも暑くも寒くもなくお出かけ日和なので、
是非葵祭を見学して平安時代を感じてみてはいかがでしょうか?
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