かけ算の大切さ~計算の基礎、式の意味合い、大人になっても
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かけ算という計算方法は、小学2年生で初めて学習します。
しかし、私のように中には幼稚園などでもすでに学んで
九九が唱えられるようにまでなっているお子さんもいます。
このかけ算は、算数科の学習において大切な基礎を担っています。
そして、これから学ぶ計算方法や文章題の基礎となります。
また、式のかける順序には論争もありますが、とても大切な意味が込められています。
テレビの芸能人が九九をまともに言えなくてお笑いにしていますが、
笑い事ではなく大人になっても大切な能力であることに間違いはありません。
計算の基礎
小学生で最初に習う計算は、足し算と引き算です。
日常の中で、増えたり減ったりする現象はいくつも例があげられます。
ですから、これらの計算は大変馴染みが強いものと言えます。
その次に学ぶのがかけ算です。
原理を学ぶときに足し算を活用し同数累加をします。
ですが、その後の学習に大変影響を及ぼすのは足し算ではなく、かけ算に違いありません。
わり算は、かけ算の片方の数字を出す問題ですし、
小数や分数が出てきても、その中でかけ算の考えが使われる部分が多くを占めています。
ですから、かけ算は全ての計算の基礎だと言っても過言ではありません。
式の意味合い
計算と言っても、その式の中には多くの意味合いがかくされています。
例えば、
「時速50kmの車で3時間走ったときの距離を出しましょう。」
という問題の場合で考えます。
時速50kmとは、言い替えると「1時間あたり50km進む速さ」となります。
かけ算の計算式は、「1つ分の数」×「いくつ分の数」=「ぜんぶの数」です。
なので、3時間分なので「いくつ分の数」は3つ分ということになります。
1つ分が50kmで、それを3つ分なので、50×3となり、150が「ぜんぶの数」になります。
全部の距離が150kmになるということです。
式の意味合いを大切に読み取っていくと、計算式が自然に見えてきます。
図に表したり、速さの公式を覚えて当てはめたりする必要がなくなります。
「1つ分の数」は、単位量であり、世の中の様々な単位を表しています。
「いくつ分の数」は、何倍か何割かなどを表す部分で、割合とも言います。
ですから、問題の中で基準となっている単位をみつけ、
それに倍や割合をかけると計算式になるということです。
かける順番は「1つ分」が後でも先でも問題ありません。
小学生の内は、先に書いて理解をし易くしているにすぎません。
日本では逆に書くと、評価では不正解となってしまいますが、
本当に不正解だと言い切れる根拠はありません。
世界などでは、日常においても学術的にも、むしろ正解である根拠がたくさんあるようです。
日本では「単位量がいくつ分ある」と考えやすいので、その順にしているだけです。
こうした意味も含めて、かけ算を理解していくと、
多くの問題がかけ算で解くことができることが分かってきます。
大人になっても
かけ算が大人になっても必要な理由は、買い物とかの日常生活の計算能力です。
3割引とか割合に関する計算方法も、衣食住を営んでいくときには必要な能力です。
よく九九を言えない大人を馬鹿にするようなテレビがありますが、
本当に笑い事では済まされません。
子どもに勉強を教えるという必要性だけではなく、
自分自身が生きていく上で必要な能力なのです。
単位量の何倍かというのがかけ算の正体ですから、
単位を用いている全てのことがらに関係してくるのです。
世の中は、単位だらけであると言っても大げさではありません。
全ての数量にはそれぞれに単位が付いています。
時間にも単位があります。
物事は、単位で動いています。
そのことが、年齢を重ねる内に段々と理解できてきました。
かけ算の大切さのまとめ
かけ算を幼稚園時代から覚え、ずっと関わっている私は、
九九を当たり前のように唱えることはできていました。
しかし、50代を過ぎるまで、その本当の意味合いを知ることはありませんでした。
かけ算の式の順番にしても、どちらが先かについて疑問すら持っていませんでした。
頑なに教科書で習った順をただ鵜呑みにして信じていました。
これらは、日本の画一化した教育の弊害でしょうか。
みんなが同じように指導されてきて、
かけ算は答えを出すためだけの手段と考えていたせいだと思います。
かけ算の式には、深くて広い意味があり、
式順には柔軟な考え方があるということを教科書や学校教育では教えません。
学者や出版社などの一部の人たちが考えた教科書だけでは、
真の姿が見えなかったのだと思います。
これから、かけ算を学んでいく子ども達には、
もう少し柔軟な考え方で式を理解し、活用してもらいたいと考えています。
かけ算というちっぽけな事柄ですが、算数科にとっては重要で波及性のある問題なのです。
ですから、小学生の小さい内から正しく認識する必要もあります。
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