結婚記念日の種類をご紹介！それぞれの意味や由来とは？

永遠の愛を誓い合った夫婦の特別な記念日である結婚記念日―
パートナーとの大切な記念日を、毎年お祝いする
という方も多いのではないでしょうか？

ですが、その種類や由来、意味合いを認識している方は
意外にも少ないもの。

　

　

今回は、そんな結婚記念日の種類について
それぞれの意味や由来と併せながら、ご紹介していきます！

結婚記念日は、年数を重ねる毎に、それぞれ異なる呼称が存在するので
ぜひあなたも、結婚記念日をお祝いする際の参考にしてみましょう！

　

　

1年目から10年目の結婚記念日

　

　

初めに、結婚1年目から10年目の結婚記念日について
その種類と由来を、ご紹介していきます。

長い結婚生活の序章でもある期間なので、ぜひこのタイミングから
お互いを称え合う意味でも、それぞれの意義を押さえておきましょう！

　

　

●1年目・・・「紙婚式」

「真白い紙のような夫婦の未来に幸せを思い描く」
という意味が込められている記念日であり、夫婦の最初の結婚記念日です。

何かと思い出に残る1年目こそ、ぜひ素敵な結婚記念日を
演出しておきたいものですよね！

　

　

●2年目・・・「綿婚式」、「藁婚式」

結婚2年目の夫婦の絆を「綿や藁のように柔らかくて脆い」
ことに例えた結婚記念日です。

また、綿や藁は、比較的安価で手に入る丈夫な素材であることから
「質素倹約」の意味が込められているのも、特徴的な由来であると言えます。

　

　

●3年目・・・「革婚式」

一般的には、倦怠期に入りやすいとされる結婚3年目、その記念日は
「革婚式」と呼ばれています。

　

　

倦怠期という微妙な距離感の中にあっても尚
「革のように強固な絆を持つ」という意味が込められています。

また、革は使い込むほど深みや味が出るように、衝突や困難を乗り越え
味わい深くも逞しい夫婦になれるともされているので
ぜひ、しっかりと革婚式をお祝いしておきたいところですよね！

　

　

●4年目・・・「花婚式」

「花が咲き実がなるように、実り多き幸せな結婚生活が続くように」
という願いが込められた、4年目の記念日です。

「花婚式」の名に相応しく、記念日当日には、ぜひお互いに
お気に入りの花を贈り合ってみてはいかがでしょうか？

　

　

●5年目・・・「木婚式」

結婚5年目という、1つの節目を迎える記念日は
「夫婦が1本の木のように、根を張り安定している」ことを表しています。

年輪を重ねる木の幹にならって
ぜひパートナーと共に、ブレない絆を目指しましょう！

　

　

●6年目・・・「鉄婚式」

「夫婦の絆が鉄のように強固であることを確かめ合う」
という意味が込められた、6年目の結婚記念日です。

どんなことがあっても、壊れることがないように
夫婦の絆をさらに深めていきたい、と思える記念日ですよね。

　

　

●7年目・・・「銅婚式」

「家族や財産が安定してきたことを銅に例えて喜ぶ」
という意味が込められている記念日です。

金と同じと書いて銅と読む通り
家庭も家計も軌道に乗り、安定した夫婦の生活をお祝いしましょう。

　

　

●8年目・・・「ゴム婚式」、「青銅婚式」、「電気器具婚式」

「ゴムのように弾力性のある夫婦生活」という意味が込められている
8年目の結婚記念日です。

また、「異なる素材が見事に混ざり合う青銅」に例えていたり
平均的な「電気器具の寿命」にならって、互いの絆を更新・再確認する
といった意味合いも含まれています！

　

　

●9年目・・・「陶器婚式」

「陶器を扱うようにお互いを大切にする」という意味が込められた
9年目の結婚記念日です。

雑に扱うとすぐに割れてしまう、儚さを含んだ美しい陶器
それらを夫婦の絆に見立てて、今一度お互いへの思いやりを意識する結婚記念日
であると言えるのではないでしょうか？

　

　

●10年目・・・「錫婚式」、「アルミ婚式」

「錫やアルミニウムのように、美しさと柔らかさを兼ね揃えた夫婦」
を表現した結婚記念日です。

美しさと柔らかさとは、確かな絆と優しさ、または臨機応変を表わしており
2人でいても、家族全員でいても、変わらぬ愛情を与え合える
そんな模範の夫婦を目指していきたいですよね！

　

　

1年目から10年目の結婚記念日は
上記の通りです。

1年単位で結婚記念日に名前があるのはこの10年間に限られるので
驚きも喜びも、一入であると言えるのではないでしょうか？

　

　

11年目から20年目の結婚記念日

　

　

続きまして、11年目から20年目の結婚記念日の種類を
ご紹介していきましょう！

家族の数も増え、安定と変化が軒並み訪れるタイミング
ぜひ数々のイベントや行事に並んで、この時期の結婚記念日も
大切に意識してみてはいかがでしょうか？

　

　

●11年目・・・「鋼鉄式」

書いて字の如く、「鋼のように強い愛の力で結ばれる」
という意味が込められた記念日です。

1年目や2年目の結婚記念日は、紙や綿など、安価で柔なものでしたが
年数を重ねる毎に屈強な素材が例えられるのは
実に頼もしいものですよね！

　

　

●12年目・・・「絹婚式」、「麻婚式」

「絹や麻のように美しくきめ細やかな夫婦の愛情」
を表している結婚記念日。

夫婦生活と家族生活が両立した、きめ細やかで滑らかな関係性である
とも言えるのではないでしょうか？

　

　

●13年目・・・「レース婚式」

「レースのように深く織り込んだ夫婦の愛」
を表す結婚記念日です。

夫婦の愛と絆、そして未来が、今以上、より深まるように
という願いが込められています。

　

　

●14年目・・・「象牙婚式」

象牙は、年数を重ねる毎に、その価値が高まる
とされており、夫婦の絆もまた、「時と共に関係性が高まる」
という願いが込められた、崇高な名を冠している記念日です！

　

　

●15年目・・・「水晶婚式」

「水晶のように曇りのない夫婦の信頼関係」を表した記念日の名前であり
15年目の結婚記念日に相応しい、洗練された名前であると言えますよね。

　

　

●20年目・・・「磁器婚式」

「磁器のように固い絆を育んだ夫婦」を表している
結婚記念日。

年数を重ねる毎に、深みや価値が増し続けていく、まさに磁器のような
夫婦を目指していきたいものですね！

　

　

11年目から20年目までの結婚記念日の種類は
上記の通りです。

15年目までは1年単位で、それ以降は5年単位で、それぞれに命名
されていることが分かりますよね！

　

　

21年目以降の結婚記念日

　

　

最後に、21年目以降に迎える結婚記念日について
その種類と意味合いを、ご紹介致します。

長年連れ添うパートナーだからこそ、これまでとこれからの
感謝を伝える区切りの場として、ぜひ結婚記念日を活かしましょう！

　

　

●25年目・・・「銀婚式」

結婚25周年をお祝いする、最も認知度の高い節目である
とされている、結婚記念日です。

「いぶし銀のような美しさと輝きを持つ夫婦関係」
を表している結婚記念日であり、子どもが成人を迎えた後に
自分の両親をお祝いする、というケースも多い記念日ですよね。

　

　

●30年目・・・「真珠婚式」

健康と富の象徴とされている「真珠」に例えられた
結婚記念日の名前です。

「夫婦が築き上げてきた30年の生活」を表しており、いつまでも健康で
豊かな夫婦生活を送れるように、という願いが込められています！

　

　

●35年目・・・「珊瑚婚式」

長い年月の中で成長していく「珊瑚」に例えられた
結婚記念日の名前です。

35年の年月をかけ築き上げた「夫婦の関係」を、珊瑚に見立てている
と言えるのではないでしょうか？

　

　

●40年目・・・「ルビー婚式」

情熱的な赤色の宝石である「ルビー」に例えられた
結婚記念日です。

「ルビーのように固くて深い絆を成す夫婦」を表しており
まさに、愛情深く、慈悲深く、日々を過ごしてきた夫婦にしか
辿り着けない境地を目指したいものですね。

　

　

●45年目・・・「サファイア婚式」

神秘的な青色の宝石である「サファイア」に例えられている
結婚記念日の名前です。

「慈悲と誠実さを持つ夫婦をお祝いする」という意味が
込められています。

　

　

●50年目・・・「金婚式」

「銀婚式」同様、日本では比較的メジャーな結婚記念日
である「金婚式」。

「金のような輝きを持つ夫婦を祝う」という意味が込められており
50年の年月を連れ添った夫婦に、相応しい結婚記念日ですね！

　

　

●55年目・・・「エメラルド婚式」

目を惹く美しさが印象的な、緑色の宝石である「エメラルド」
に例えられている結婚記念日です。

優しい輝きを放つエメラルドのように
「円熟した夫婦関係」を表していると言えます！

　

　

●60年目・・・「ダイヤモンド婚式」

「長寿と一族の繁栄」という、壮大な意味が込められた
60年目の結婚記念日です。

　

　

家系の変化や病気など、あらゆる場面を乗り越え、お互いが元気な姿で
この日をお祝いできる夫婦は、実に珍しく貴重な存在
であると言えます！

60年という、半世紀以上もの時間を、夫婦として一緒に過ごせるのは
この上のない幸せを感じられる瞬間になるのではないでしょうか？

　

　

21年目以降に迎える、結婚記念日の種類と意味は
上記の通りです！

25年目の記念日を節目に、比較的有名な名前が
数多く出てきましたよね。

　

　

結婚記念日の種類にまつわるまとめ

ここまで、結婚記念日の種類とその由来について
それぞれにご紹介しましたが、少しでも参考にしていただけましたか？

これほどまでに結婚記念日の種類がある事実に
既婚者であっても無くても、驚きを隠せませんよね。

　

　

それぞれの記念日に込められた、素敵な意味を知ると
より一層、毎年の結婚記念日を、大切にお祝いしたいと思えるもの！

銀婚式、金婚式、ダイヤモンド婚式までも、末永く共に過ごせる夫婦
であれるよう、結婚記念日、そして日々の生活を大切に、夫婦の絆を
より確かなものにしていきましょう。